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波打ち際に叫ぶ声

尾崎の昔話 記事編集:尾崎を語る会会員
尾崎の昔話(8)「波打ち際に叫ぶ声」 上杉太郎 「波打ち際に叫ぶ声」の前に それはそれは古い古い昔のこと。日本にまとまった国が作られ、その力が日本中に行き渡り、朝鮮半島や中国大陸まで及んでいた大変勢いの強くなった頃。 ...

掘止の美人

尾崎の昔話 記事編集:尾崎を語る会会員
尾崎の昔話(7)「掘止の美人」 上杉太郎 「おじい、掘止ってどこや」今年一年に上がったミー坊は日曜日に朝、年を取ったおじやんの手を取って、明神木公園の脇の土手を塩田跡へと歩いていった。 ...

やぐそ

尾崎の昔話 記事編集:尾崎を語る会会員
尾崎の昔話(6)「やぐそ」 上杉太郎 「やぐそ」こんなことばはあまり聞き慣れないことばです。 「やぐそ」何かいやな匂いが漂ってきそうです。そうです。漢字で書くとそれは一層悪臭を放ちます。 ...

けつねこんこん

尾崎の昔話 記事編集:尾崎を語る会会員
尾崎の昔話(5) 「けつねこんこん」 上杉太郎 明治四十年頃といえば、もう遠い遠い昔のこととなってしまって、誰も知らない記録上の事実になりつつある。 この頃、今の田中町の上田薬局の辺りは、明神木六番といって ...

けつねこんこん

尾崎の昔話 記事編集:尾崎を語る会会員
尾崎の昔話(4)「けつねこんこん」 上杉太郎 尾崎の町中にある「ノット」は公園が出来るまでは、それはよい遊び場でした。 ここは昔神功皇后が三韓征伐の帰途、強い東風を避けるために、岩の上に登り帰路の無事を祈ったところで、 ...

きつねとたぬき

尾崎の昔話 記事編集:尾崎を語る会会員
尾崎の昔話(3)「きつねとたぬき」  上杉太郎 尾崎の地には多くのきつねの話、たぬきの話が残っている。 本当か嘘かは別として、大変淋しいところが多かったようだ。 ...

向山の大蛇

尾崎の昔話 記事編集:尾崎を語る会会員
尾崎の昔話(2)「向山の大蛇」 上杉太郎 これは、わいがおじいから聞いた話しやが…… 丸山越えの山あいの谷には、尾崎の隠し田があっての… その段々畑の下から、一段、二段、三段と何か松の古木のようなものが曲がりくねっているのを目にした。 ...

ノットのたかぼうず

尾崎の昔話 記事編集:尾崎を語る会会員
尾崎の昔話(1)「ノットのたかぼうず」 上杉太郎 今から九十年くらい前。 そうです、私の父が小学校一年生(大正三年)の頃、聞いた話です。 ...

おせどの桜(2010年4月6日)

おせど 記事編集:尾崎を語る会会員
今年の桜です。 もう少しで満開と言うところでしょうか。 満開のあとは、地面一杯の桜の花びら。 花びらのじゅうたんとなります。 ...